今では、サブスクを使えばいつでもどこでも、膨大な数の楽曲を聴くことができます。
私自身も普段からサブスクを利用していて、気になった曲をすぐに聴ける便利さは欠かせません。
それでも私はCDを買います。
もちろん、サブスクでは配信されておらず、CDでしか聴けない曲を目当てに買うこともあります。しかし、サブスクですでに聴ける楽曲であっても、CDを買う価値は十分にあると思っています。
私が感じる「CDだからこそ味わえる魅力」を紹介していきます。よければ、最後までお付き合いください。

高音質を楽しめる
一つ目は、音質の良さです。
CDを聴いてまず感じるのが、音の輪郭のはっきりさです。ギター、ベース、ドラムなど、楽器一つ一つの音が聞き取りやすく、それぞれの存在感を感じられます。また、ギターの弦を弾く音やボーカルの息遣い、音が消えていくときの余韻など、細かな音まで感じ取りやすいのも魅力です。
さらに、低音から高音までそれぞれの音に存在感があり、曲全体に厚みを感じられるのも、CDの音質の良さだと思います。
私自身、もともと音質にそれほど敏感な方ではなく、CDとサブスクでそこまで大きな違いはないと思っていました。しかし、実際に同じ曲を聴き比べてみると、想像していた以上にはっきりと違いを感じました。普段聞き慣れている曲でも、「こんな音が入っていたんだ」と気づくことがあります。
もちろん、現在ではロスレスやハイレゾなど、高音質で音楽を楽しめるサブスクもあります。また、再生する機器やサブスクの音質設定によっても聞こえ方は変わるため、必ずしもCDの方が高音質とは限りません。
特に、ロスレスなどに対応していないYoutube Music PremiumやLINE MUSICなどを利用している方は、一度好きな曲をCDで聴いてみてほしいです。音質にあまりこだわりがない人でも、思っている以上の違いを感じられるかもしれません。
サブスク毎の音質の違いなどはこちら
アルバムを「一つの作品」として楽しめる
二つ目は、アルバム全体の流れを楽しみやすいことです。
私は、アルバムは単純に曲を何曲か集めたものではなく、曲順や曲間まで含めてアーティストが作り上げた一つの作品だと思います。
前の曲の最後に残った音が、そのまま次へつながっていく。
あるいは、一度静かになった後のわずかな間まで含めて、次の曲への期待感を作っている。
そんな演出がされているアルバムもあります。
サブスクでも、サービスや設定によっては曲間を途切れさせずに再生できる「ギャップレス再生」に対応しているため、必ず曲間に空白が生まれるわけではありません。
ただ、再生設定や環境によって曲と曲のつながり方が変わることもあります。
その点、CDを最初から最後まで通して再生すると、曲順や曲間、前の曲から次の曲へ移る瞬間まで含めて、そのアルバムに込められた流れをそのまま楽しんでいるような感覚があります。
特に、曲の終わりと次の曲の始まりが連続するように作られている作品では、この魅力を強く感じます。
個人的に、King Gnuの『THE GREATEST UNKNOWN』、ONE OK ROCKの「35xxxv』、[Alexandros]の『ALXD』を聴いたとき、アルバム全体の流れの良さを特に感じました。
1曲ずつではなく、曲順や曲間、前後のつながりまで含めてアルバムを一つの作品として楽しめること。これも、CDならではの魅力だと思います。
おすすめのアルバムはこちら
音以外の魅力も楽しめる
三つ目は、音以外の部分も楽しめることです。
CDを買うと、手元に一つの「物」として残ります。
ケースやジャケット、歌詞カード、ディスクのデザインなどには、その作品の世界観やアーティストのこだわりが表れています。
音楽を再生するだけなら、サブスクの方が圧倒的に手軽です。
だからこそ今、CDを買って袋を開け、ジャケットを眺め、ディスクを取り出して再生するという一連の体験に、少し特別なものを感じます。
そして、自分のお金で買ったCDが少しずつ棚に並んでいくのも楽しいものです。
「このアルバムはあの時に買ったな」と思い出したり、好きなアーティストの作品が増えていくのを眺めたり。
音楽を聴くだけでなく、作品そのものを手元に残して大切にできることも、CDならではの魅力だと思います。
まとめ
私はサブスクとCDはどちらか一方を選ぶものではないと思っています。
新しい音楽を探したり、外出先で気軽に聴いたりするときにはサブスクがとても便利です。
そして、本当に気に入った曲やアルバムに出会ったときにはCDを買って、じっくり聴いたり、作品そのものを手元に残したりする。
そんな使い分けも、今の時代ならではの音楽の楽しみ方ではないでしょうか。
サブスクで聴けるからCDを買う必要はない。
そう思っている人にも、一度、好きな曲やアルバムをぜひCDで聴いてみてほしいです。
いつも聴いている曲から、今まで気づかなかった魅力を発見できるかもしれません。



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